ミオソティス・アルペストリス 【英名はアルパイン・フォーゲットミーノット(Alpine forget-me-not)】 ムラサキ科ワスレナグサ属 学名:Myosotis alpestris

 ヨーロッパのアルプス山脈、アペニン山脈、ピレネー山脈、バルカン半島などに分布し、山地や亜高山の草原や林の中に生える草丈は10cm〜20cmくらいの多年草。
園芸的には「ワスレナグサ」の1つとして流通。葉には軟らかい毛が生え、卵形で、互い違いに生える(互生)。開花時期は5月〜9月くらいで、茎先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、青色の小さな花をたくさんつける。 花径は5mm〜7mmくらい、花弁は5枚で、花の真ん中は黄色い。花の後にできる実は分果(複数の子房からできた果実)で、4つのブロックからなる。 属名の Myosotis はギリシャ語の「myos(ハツカネズミ)+otis(耳)」からきており、葉の形を表したもの。種小名の alpestris は「亜高山の」という意味。 。


2013/5/5 田村郡三春町下舞木字石崎
ミオソティス・アルペストリス ムラサキ科ワスレナグサ属

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